遊びが学びに変わる!スクラッチではじめる小学生のプログラミング

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※ 本記事にはプロモーションが含まれています。紹介する商品は実際に使用したものを中心に教育的観点で厳選しています。

遊びが学びに変わる!
スクラッチではじめる小学生のプログラミング

画像出典:Scratch(https://scratch.mit.edu/)

この記事は、小~中学生の子どもと保護者に向けて、「Scratch(スクラッチ)」でプログラミングを“遊び”として始め、そこから“学び”につなげる方法をわかりやすく紹介します。
ゲームやアニメを作りながら、命令(プログラム)によってキャラクターを動かす「制御」の考え方が自然に身につくのがスクラッチの良いところです。
親子で週末にやってみるのもおすすめです。自由研究に発展させるコツも入れているので、「うちの子に合うかな?」「何からやればいい?」という疑問がスッキリ解決します。

遊びからはじまる学び
いま注目されるプログラミング教育

プログラミングは、むずかしい計算をする勉強…というより、「こうしたい!」を形にするための“考え方”を学ぶことができます。
たとえばゲームなら「スタートを押したら動く」「当たったら点が増える」など、ルールを自分で決めて作れます。
このとき大事なのが、順番に命令を出す力、うまくいかない原因を探す力、直して試す力です。
遊びの中で夢中になっているうちに、考える力が育つので、いま多くの学校や家庭で注目されています。

小学校で必修化された
「プログラミング」のねらい

小学校でプログラミングが必修になった背景は、「将来のプログラマーを育てるため」というわけではありません。
ねらいは、コンピュータに命令して動かす体験を通して、物事を順序立てて考える力(プログラミング的思考)を育てることです。
たとえば算数の図形、理科の実験、総合の調べ学習など、いろいろな教科で「手順」「条件」「くり返し」を使って考えます。
スクラッチは、その考え方を遊びの形で体験できるので、学校の学びとも相性が良いのです。

“正解を探す”から
“考えてつくる”学び

ドリルのように「答えが1つ」の学びも大切ですが、プログラミング「自分で正解を作る」学びです。
同じ“迷路ゲーム”でも、速さを変えたり、敵を増やしたり、音をつけたり、正解は無限にあります。そして、思った通りに動かないときがチャンスです。
「どの命令が原因?」「順番が違う?」「条件が足りない?」と考えて直すことで、頭の中のモヤモヤがスッと晴れる瞬間が来ます。
この“試行錯誤”が、学びとしての面白さになります。

家庭でも取り入れやすい理由

家庭でプログラミングを始めやすい理由は、準備がシンプルだからです。
スクラッチは基本的にパソコンネット環境があれば使え、ブロックを組み合わせるのでタイピングが得意でなくても進められます。
さらに、作品を作って終わりではなく、「もっとこうしたい!」が次の学びになります。
保護者が全部教えなくても、子どもが自分で試して発見しやすい設計なのもポイントです。
週末に30分だけでも、少しずつ“できた!”が積み上がっていきます。

スクラッチってなに?
子どもが夢中になるプログラミングの入口

画像出典:Scratch(https://scratch.mit.edu/)

スクラッチ(Scratch)は、子どもがプログラミングを始めるときの定番ツールです。
カラフルなブロックをパズルみたいにつなげるだけで、キャラクターを動かしたり音を鳴らしたりゲームを作ったりできます。
「制御(せいぎょ)」という言葉はむずかしく聞こえますが、スクラッチなら「ボタンを押したら動く」「当たったら止まる」など、遊びの中で自然に理解できます。
まずは“触ってみる”だけでも、プログラミングの入口がぐっと近くなります。

MITが開発した
世界中で使われる学習ツール

スクラッチは、アメリカのMIT(マサチューセッツ工科大学)の研究グループが開発した学習用プログラミング環境です。
Scratch公式サイトにアクセスして、ブラウザ上でプログラミングをすることができます。
世界中の子どもたちが作品を作って公開していて、ゲーム、アニメ、物語、クイズなどジャンルもさまざまです。「ほかの人の作品を見てまねする→自分流に変える」という学び方ができるのも大きな魅力です。
学校の授業でも使われることが多く、初めてでも安心して始められる“王道”のツールと言えます。

ブロックを組むだけで動く
“やさしいプログラミング”

スクラッチの特徴は、命令がブロックになっていることです。
たとえば「10歩動かす」「もし〜なら」「ずっとくり返す」などを、ブロックのようにつなげていきます。
文字のプログラミングだと、1文字間違えるだけで動かないことがありますが、スクラッチは形が合わないとつながらないのでミスが減ります。
その分、「どう動かしたいか」「どんな順番にするか」という考える部分に集中できます。
遊びながら“制御のしくみ”が身につくのが強みです。

文字が苦手でも大丈夫
直感的に操作できる仕組み

小学生の中には、タイピングが苦手だったり、長い文章を読むのが得意じゃない子もいます。
でもスクラッチは、ブロックの色や形で役割が分かれていて、ドラッグ&ドロップで操作できます。
さらに、キャラクターを選んだり、背景を変えたり、音を入れたりと、図工や工作みたいな楽しさもあります。
「まず動かしてみる→少し変える→もっと工夫する」という流れが作りやすいので、学びのスタートでつまずきにくいのです。

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スクラッチの画面をのぞいてみよう
つくる楽しさが見えてくる

スクラッチの画面は、最初はごちゃっと見えるかもしれません。
でもポイントは3つだけです。
どこで動くか(ステージ)」「だれが動くか(スプライト)」「どう動かすか(ブロック)」です。
この3つが分かると、ゲームでもアニメでも作り方の道筋が見えてきます。
そして、うまくいかないときは“失敗”ではなく“ヒント”です。
原因を探して直すほど、作品が自分のものになっていきます。

キャラクター(スプライト)ステージの関係

スクラッチでは、動くキャラクターや物を「スプライト」と呼びます。
ネコのキャラクターが有名ですが、動物、ボール、文字、食べ物など何でも選べますし、自分で描くこともできます。
スプライトが動く場所が「ステージ」で、背景の絵を変えると、宇宙にも海にも学校にもできます。
大事なのは、スプライトごとにプログラム(命令)を持てることです。
主人公、敵、アイテム…と役割を分けると、ゲームが一気に本格的になります。

動きをつくるカラフルなブロックたち

ブロックは色ごとに役割が分かれています。
たとえば「動き」「見た目」「音」「イベント」「制御」などがあり、ゲームのルール作りに必要な部品がそろっています。
特に「制御」のブロックは、プログラミングらしさの中心です。
ずっと」「〜回くり返す」「もし〜なら」「〜まで待つ」などを使うと、ただ動くだけでなく“ルール通りに動く”作品になります。
ブロックを少し変えるだけで動きがガラッと変わるので、実験みたいで楽しいです。

「どうして動かない?」を考える楽しさ

スクラッチをしていると、「あれ?動かない!」が必ず起きます。
でもそれは、上達のスタートです。
たとえば、イベント(旗が押されたとき等)が付いていない、順番が逆、条件が合っていない、スプライトを間違えている…など原因はいろいろあります。
ここで大切なのは、いきなり全部直そうとしないことです。
1つずつ試して、どこまで動くか確認すると、探偵みたいに原因が見つかります。
「直せた!」の達成感が、次の挑戦につながります。

スクラッチで広がる世界
ゲームアニメお話もつくれる

スクラッチのすごいところは、作れる作品の幅が広いことです。
ゲームが好きな子はゲーム、絵が好きな子はアニメ、読書が好きな子は物語、理科が好きな子は実験シミュレーション…と、得意や興味に合わせて取り組むことができます。
しかも、作るほどに「どうしたらもっと面白くなる?」と自然と考えてしまう
ワクワクする遊びの要素と論理的に考える学びの要素が掛け合わされているのが魅力!
自由研究にもつなげやすく、作品として見せられるのも強みです。

はじめてでも作れる作品の例

最初から大作を目指さなくても大丈夫!
小さな作品でも「動いた」「遊べた」が大きな自信になります
はじめてにおすすめの例をまとめます。

  • 追いかけっこゲーム:矢印キーで動かして、敵に当たったらゲームオーバー
  • クリックゲーム:キャラをクリックしたら点数が増える、時間制限をつける
  • おみくじ:ボタンを押したらランダムで結果が出る
  • ミニアニメ:セリフを順番に出して、背景を切り替える
  • クイズ:正解なら「やった!」、不正解ならヒントを出す

どれも「イベント」「制御」「条件」を少しずつ使うので、遊びながら自然とプログラミングの基礎に触れることができますよ♪

遊びながら“考える力”が育つ理由

スクラッチで作品を作るとき、子どもは自然に「分けて考える」ようになります。
たとえばゲームなら、「スタート」「操作」「当たり判定」「点数」「終わり方」など、部品に分けると作りやすいからです。
さらに、思った通りに動かないときは、原因を予想して試します
この流れは、勉強でいうと「仮説→検証」に近く、理科の実験にも似ていますね。
遊びの中で、論理的に考える力、やり抜く力、工夫する力が育つので、学びとしての満足感が高いのです。

自由研究にも使える!
アイデアが形になる体験

自由研究で大切なのは、「調べたことを自分の言葉でまとめる」ことと、「工夫したポイントを説明できる」ことです。
調べ学習にスクラッチで作った“動く作品”をつけ足すのも1つの方法!
たとえば点字、SDGs、防災、星座、都道府県など、テーマを調べた時に、自由研究のテーマに沿ったクイズやゲームをつくるということも
「なぜこのルールにしたか」「どこが難しかったか」「どう直したか」を書けば、立派な研究になりますよ。

自由研究テーマ例スクラッチでの形学べるポイント
点字・福祉入力した文字を点字風に表示変換ルール、条件分岐
防災避難クイズ・正しい行動ゲーム分岐、スコア、説明力
都道府県県庁所在地クイズデータ整理、くり返し
SDGs選択で未来が変わる物語因果関係、シナリオ設計

いっしょにスクラッチをはじめよう

スクラッチは、遊びとしてのワクワク感を入り口にして、考える力や工夫する力を育てられる子供向けの「プログラミング学習ツール」です。
ブロックで直感的に作れるので、小学生でも始めやすく、うまくいかないときの試行錯誤がそのまま学びになります
ゲームやアニメを作るだけでなく、自由研究として「調べたこと+動く作品」にできるのも大きな魅力です。実際に手を動かしてスクラッチで作品を作る記事も書く予定です。興味がある方はぜひ、記事をきっかけにスクラッチでのプログラミングに挑戦してみてくださいね!

遊びが学びに変わる
プログラミング体験

プログラミングの面白さは、「自分の命令でモノが動く」ことです。
最初は小さな動きでも、少しずつルールを足していくと、作品がどんどん成長します。
そして、うまくいかないときに考える時間こそが、いちばんの学びです。
「どこが原因かな?」「1つだけ変えて試そう」と進めると、失敗が楽しさに変化していることに気づくと思います。うまくいかなかったけど、頑張ったら「できた!」と感じる機会が多いので、子供の自己肯定感アップにもつながりますよ♪
この経験は、勉強やスポーツなど、他の挑戦にもつながる土台作りになるのです

次回は「はじめてのスクラッチレッスン」編へ

スクラッチの基本操作を、いっしょに手を動かしながら進められる「はじめてのスクラッチレッスン」というシリーズを予定しています。
「旗を押したらスタート」「矢印キーで動く」「当たったら止まる」など、制御の基本をやさしく体験できる内容です。
完成までの道が見えるように、つまずきやすいポイント直し方もセットで紹介します。
親子で同じ画面を見ながら進められるように作るので、週末などの親子時間にぜひチャレンジしてみてくださいね♪

「スクラッチであそぶ・つくるシリーズ」も順次公開予定

もう1つ、作って遊べる作品を紹介する「スクラッチであそぶ・つくる」というシリーズ」も制作予定です。ゲーム、クイズ、アニメ、自由研究向けの作品など、興味に合わせて選べるようにする予定です。同じテーマでも、難易度を変えたり、追加ミッションを用意したりして、「もっとやりたい!」という気持ちを応援したいと思っています。
作った作品を家族や友達に遊んでもらうことで、次の改良につながって、学びが深まっていくと思います。お楽しみに!

ABOUT ME
Saori*
Saori*
わくわくクリエイター
『子育て と 理科』を楽しむ2児の母です* 理科に関わるものをメインに、 STEAM教育の視点から『わくわくする学び』を情報発信していきます* こどもと楽しめる おもしろいネタ や ヒント を ここに集めていけたらいいなと思っています* 家庭でもできることを多く取り上げますので、 お子さんと一緒に、学びを楽しんでみてくださいね*
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