グラスハープで楽しむ♪ 音の科学
グラスハープで楽しむ♪
音の科学

この記事では、身近なグラスを使って、
音のふしぎやその仕組みを楽しく学べる
「グラスハープ」の実験を紹介します。
「やってみたい!」と思った人が
遊びながら学びを深められる内容です。
自由研究や家庭での遊びにぴったりな
音の世界を一緒に探検しましょう!
グラスハープって知ってる?
不思議な音が出る!グラスハープとはどんな楽器?
グラスハープは
ワイングラスやコップのふちを指でなぞることで
きれいな音を出すことができる不思議な楽器です。

特別な道具がなくても
家にあるグラスと水だけで
簡単に始められるので
子どもから大人まで楽しめます♪
グラスのふちを濡れた指でゆっくりこすると
グラスに響く、美しい音を奏でます。
グラスから鳴るとは思えないような
美しい音色は
科学の力で生まれているのです
グラスハープは
音の仕組みや振動のふしぎを体験しながら学べる
遊びと学びが一体になった楽器です。
さあ、あなたも
グラスハープの世界にふれてみませんか?
- 家にあるグラスでできる
- 音の仕組みを体験できる
- 自由研究や遊びにぴったり
グラスハープをやってみよう
【準備】必要な道具と簡単なセットアップ
グラスハープをするために
必要なものを用意しましょう。

口が広くて、薄めの
ワイングラスを用意しましょう!
油分がついているとうまく音がでないので
グラスのふちを洗剤であらっておくのがコツです!
同様に、指先も石けんでよく洗っておきましょう。
次に、水道水をグラスに入れます。
グラスのふちを濡らすための水も
用意しておくと便利です。
(グラスの中に入っている水でもOKです)
水がこぼれた時のために、
タオルやふきんも用意しておきましょう。
準備ができたら
いよいよグラスハープの演奏にチャレンジです!
- ワイングラス(口が広い・ガラスが薄い)
- 水
- タオルやふきん
【体験】指でなぞると音が鳴る!やり方を紹介
グラスハープの演奏方法はとても簡単!
まず、グラスのふちを水で少し濡らします。
次に、きれいに洗った指先(人差し指や中指)を使って、
グラスのふちをゆっくりと円を描くようになぞります。
最初は音が出にくいかもしれませんが、
指の力加減やスピードを調整しながら何度か試してみましょう。
コツは…
指の腹がグラスにしっかりと触れていることと、
一定の速さでなぞることです
うまくいくと
グラスからきれいな音が響き始めます。
もし、うまくいかない時は
手やグラスのふちを石けんで洗って
油分を落としてみましょう。
実験している間に汗をかいていたりして
だんだんと油分が増え、
音が鳴りにくくなったりします。
私も、鳴り方がよくないときは
手を洗っていますよ
久しぶりにやってみると、
大抵すぐには音がでません…
何回も試しながら感覚をつかんでいます
これだとうまくいかないな…
もう少し力をぬいてみようかな?
早くしたりゆっくりしてみたり…と
トライ&エラーにぴったりです!
きれいな音色を奏でるまでの
試行錯誤を楽しんでみてくださいね♪
グラスハープをうまく奏でることができたら
家族や友達と一緒に
どんな音が出るか比べてみるのも楽しいですよ!
- グラスのふちを水で濡らす
- 指で円を描くようになぞる
- 力加減やスピードを調整する
【仕組み】どうしてグラスから音が出るの?
グラスハープの音のひみつは
「振動」です!
指でグラスのふちをこすると
グラスが細かく震えます
この震え(振動)が空気を伝わって
私たちの耳に音として届くのです。
グラスの形や厚さ、水の量によって
振動の仕方が変わるので、
出てくる音も変わります
また
グラスの中の水が一緒に震えることで、
音の高さや響き方が変化します。
このようにグラスハープは
身近なもので「音の科学」を体験できる
とても面白い実験なのです。
なぜ音が出るのか
どんな音が出るのか
ぜひ自分の手で確かめてみてくださいね!
- 指でこするとグラスが振動する
- 振動が空気を伝わって音になる
- 水の量やグラスの形で音が変わる
↓ おうちで音の実験をするなら♪ おすすめの書籍
水の量で音を変えてみよう
水の量と音の高さの関係を実験
グラスハープの面白いところは
水の量を変えると音の高さが変わること
まずは
同じグラスで水の量を変えて
音を鳴らしてみましょう。
水が少ないと高い音
水が多いと低い音
が出ることに気づくと思います
家族や友達と一緒に、
どのくらい水を入れると、どんな音になるか
比べてみるのも楽しいですよ!
音の高さと水の量の関係を調べるのは
自由研究にもぴったりのテーマです。
きっと、調べる楽しさを感じられるでしょう♪
- 水が少ないと高い音
- 水が多いと低い音
- いろいろな量で音を比べてみよう
なぜ水を増減すると音が変わるの?科学的な理由
グラスの中の水の量が変わると、
グラス全体の重さや振動のしやすさが変わります。
水が少ないと…
グラスがよく振動し、高い音が出ます。
逆に水が多いと…
グラスの振動しにくくなり、低い音になります。
これは、
楽器の弦を短くしたり長くしたりすると
音の高さが変わるのと同じ原理です
水の量を変えることで、
グラスの「振動数(1秒間に何回震えるか)」が変わり
音の高さが変化するのです。
この仕組みを知ると
音の科学がもっと身近に感じられますね!
| 水の量 | 音の高さ |
|---|---|
| 少ない | 高い |
| 多い | 低い |
グラスの種類で音色を楽しもう

厚いグラスと薄いグラスの違い
グラスハープの音は
グラスの厚さによっても変わります。
薄いグラスはよく振動するので
澄んだきれいな音が出やすいです。
一方、厚いグラスは振動しにくく
音が小さくなったり、少し鈍い音になることがあります。
いろいろな厚さのグラスを使って
どんな音が出るか比べてみると
音の違いがよくわかります
この違いを観察することで
物の形や素材が音にどんな影響を与えるのか
科学的な視点で考えることができます。
| グラスの厚さ | 音の特徴 |
|---|---|
| 薄い | 澄んだ音・大きい音 |
| 厚い | 鈍い音・小さい音 |
大きいグラスと小さいグラスの違い
グラスの大きさも、
音の高さや響き方に大きく関係しています。
大きいグラスは
低くて深い音が出やすいです。
小さいグラスは
高くて明るい音が出やすいです。
これは、グラスの大きさによって
振動する部分の面積や空気の量が変わるためです。
いろいろなサイズのグラスを使って、
音の違いを比べてみると
音の科学がもっと楽しくなります。
家にあるグラスを並べて、
オリジナルのグラスハープを作ってみるのもおすすめです!
| グラスの大きさ | 音の特徴 |
|---|---|
| 大きい | 低い音・深い響き |
| 小さい | 高い音・明るい響き |
グラスの形や素材で変わる
音色の面白さ
グラスの形や素材によっても、
音色(おんしょく)は大きく変わります。
丸いグラス、細長いグラス、四角いグラスなど
形が違うと音の響き方も変わります
また
ガラス以外にも
プラスチックや金属のコップで試してみると
全く違う音が出ることに気づくでしょう。
このように、
身の回りのいろいろなグラスやコップを使って
音の違いを楽しむことで
科学の世界がぐっと広がります。
どんな音が出るか
ぜひ自分の耳で確かめてみてください!
- 丸いグラスはやわらかい音
- 細長いグラスはシャープな音
- 素材によっても音が変わる
グラスハープの音の科学を探る
音の正体は「振動」だった!
グラスハープの音の正体は
グラスが細かく震える「振動」です。
指でグラスのふちをこすると
グラス全体がブルブルと震えます。
この振動が空気を伝わって、
私たちの耳に音として届くのです。
実は…
ピアノやギター、太鼓など、
すべての楽器の音も
「振動」から生まれています
グラスハープを通して、
音の正体を身近に感じてみましょう。
音が出るときに…
グラスの中の水面に小さな波ができる
ことに気づきましたか?
まさに「振動」の証拠です
このふしぎな現象を観察して、
音の科学の世界に一歩踏み込んでみましょう!
- 音は振動から生まれる
- グラスの振動が空気を伝わる
- 水面の波も振動の証拠
振動数が変わると音も変わる仕組み
音の高さは
グラスが1秒間に何回震えるか(振動数)
で決まります。
振動数が多いと高い音
少ないと低い音になります
水の量やグラスの大きさ厚さを
変えることで
この振動数が変化し
いろいろな音が出るのです。
例えば、
水を増やすとグラスが重くなり、
振動数が減って低い音になります。
逆に水を減らすと、
振動数が増えて高い音になります。
この仕組みを知ることで、
音の科学をより深く理解できるようになります。
| 条件 | 振動数 | 音の高さ |
|---|---|---|
| 水が少ない | 多い | 高い |
| 水が多い | 少ない | 低い |
奥深いグラスハープの
音色と共鳴の科学
グラスハープの音が美しく響くのは
「共鳴(きょうめい)」
という現象が関係しています。
グラスが振動すると、
その振動が水や空気にも伝わり、
音が大きくなったり、
響きが豊かになったりします。
この共鳴の仕組みは、
バイオリンやギターなどの楽器
にも使われています。
グラスハープを使って、
共鳴のふしぎを体験してみると、
音の世界がもっと広がります。
どんな条件で一番きれいな音が出るか
いろいろ試してみてくださいね!
- 共鳴で音が大きく美しくなる
- 水や空気も一緒に振動する
- 楽器の仕組みと同じ原理
【まとめ】
グラスハープで広がる学びと遊び
グラスハープで感じる音の科学の魅力
グラスハープは、
身近な道具で音のふしぎを体験できる
素敵な楽器です
音が出る仕組みや、
グラスや水の量による音の違いを
自分の手で確かめることで、
科学の面白さを実感できます。
「なぜ?」と考えることが、
学びの第一歩です。
グラスハープを通して、
音の科学の世界に
ワクワクしながらふれてみましょう。
遊びながら学ぶことで、
子どもも大人も
新しい発見がたくさんありますよ!
- 身近な道具で科学を体験
- 「なぜ?」と考える楽しさ
- 遊びながら学べる
日常生活の中で楽しめる音の実験
グラスハープの実験は
特別な準備がいらず、
家にあるもので気軽に楽しめます。
日常の中で
音のふしぎを見つけてみましょう
例えば
コップやお皿、スプーンなど、
いろいろなものを使って
音を比べてみるのもおすすめです。
音の高さや響き方の違いを観察することで、
身の回りの世界がもっと面白く感じられるはずです。
家族みんなで音の実験を楽しんでみてください!
- 家にあるもので実験できる
- いろいろな音を比べてみよう
- 日常の中で科学を発見
学校の授業にもつながる学び
音について学校の授業でも学習します!
小学校では
3年生の理科で音の性質について学びます。
音楽の授業でも音に触れる学びがありますよ!
そして、中学校ではより深く学んでいきます。
| 学年と科目 | 学習内容 |
|---|---|
| 小学3年 理科 | 音のふしぎ 音の性質 |
| 小学校 音楽 | 音の高さ 音色 リズム |
| 中学1年 理科 | 音の伝わり方 音の高さと振動数の関係 |
また、
自由研究や科学的思考力の育成にも
おすすめの題材です
音の高さや音色の違いを調べたり、
グラスの種類や水の量を変えて
データをまとめたりすることで、
科学的な観察力や考える力が身につきます。
実験の結果を表やグラフにまとめると、
より深い学びにつながりますよ♪
自分だけの発見や工夫をレポートにまとめて、
クラスのみんなに発表してみるのもおすすめです。
グラスハープを学校での学習とつなげたり
自由研究にもチャレンジしてみましょう!
- 理科の授業や自由研究に最適
- 観察力や考える力が身につく
- データをまとめて発表しよう
創造的な遊び方で家族や友達と楽しもう
グラスハープは、
家族や友達と一緒に楽しむのにもぴったりです。
いろいろなグラスを並べて音階を作ったり、
好きな曲を演奏してみたり、
オリジナルの音楽会を開くのも楽しいですよ。
音の違いを比べたり、
どんな条件で一番きれいな音が出るか競争したり、
遊び方は無限大です。
みんなで協力して新しい発見をしたり、
ふしぎなことについて考えたりする時間は、
きっと素敵な思い出になります。
グラスハープで、
遊びと学びの世界を広げましょう!
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