【教育コラム】

朝日小学生新聞で
読解力がぐんぐん伸びる！
～ 親子でできる学びの習慣 ～

みなさんは、新聞を読んでいますか？
デジタル化が進み、紙の新聞を読む人は
昔よりも少なくなってきているかもしれませんね。

小学生でも楽しく読める「朝日小学生新聞」は、
子どもの目線に立って、丁寧に作られています。

むずかしいニュースや社会の出来事が
やさしい言葉で解説され、
毎日の習慣として親子で楽しめる仕組みが
たくさん詰まっています。

この記事では、子どもの読解力を自然に伸ばし、
家庭のコミュニケーションを活性化させる

「朝日小学生新聞の活用法」
を詳しくご紹介します。

「読むこと」を生活の一部にするためのコツから、
受験対策や朝小リポーター制度の魅力まで、
具体的な方法や実例を交えながら解説します。

今日からすぐに試せるヒントが満載ですので、
ぜひ最後までお読みください。

↓ 朝日小学生新聞のwebページはこちら

読解力が伸びる！
朝日小学生新聞の“しかけ”とは

むずかしいニュースもわかる！
小学生向けのやさしい言葉づかい

朝日小学生新聞は、政治や経済、国際情勢などの
大人向け新聞の重要トピックを
小学生が理解しやすい言葉に置き換えて
解説しています。

難しい用語には簡単な注釈を入れたり、
センテンスを短く区切ったりすることで、
一度に読み取る情報量を調整。

数行読むだけでも
「できた！」という達成感が得られる構成です。

さらに、
見出しやリード文の段階でストーリー性を持たせ、
「どうしてそうなるの？」と
興味を引き出すように工夫されています。

親が質問を投げかけるきっかけにもなり、
自然と深掘りしながら
親子で読む習慣が身につきます。

漢字にルビ付き！
語彙力と読解力が自然に育つ

小学生新聞は、
すべての漢字にふりがなが振られています。

読めない文字に出会っても
スムーズに読み進められるのも魅力のひとつ！

子どもが自分で調べる手間を省きながら、
知らなかった漢字をその場でインプットできる
ため、語彙力が飛躍的にアップします。

漢字を覚えるうえで大切なのは
「繰り返し読むこと」

新聞に掲載された漢字を毎日目にすることで、
学習プリントよりも自然に定着しやすく、
ストレスなく漢字学習が続けられます。

毎日読むから“読む力”が習慣になる

小学生新聞はいくつかありますね。
それぞれに特徴があります。

「朝食や登校前の数分」
「夕食後のちょっとした時間」など
生活リズムに合わせて
読む習慣が作りやすい！

最初は保護者が声をかけ、
少しずつ自分から手に取る流れをつくると、
子どもが「新聞を読む時間」として
意識しやすくなります。

これは読解問題で問われる
「要旨をつかむ力」
「論理的に考える力」
に直結します。

楽しいから続く！
子どもが夢中になる紙面構成

クイズ・漫画・イラストで飽きずに読める

新聞と聞くと文字だけを想像しがちですが、
朝日小学生新聞は読みやすく工夫されています。

全ページにわたってカラフルなイラストと漫画、
親子で取り組めるクイズが散りばめられています。

「ひらめき ヤルキメデス」は図形クイズ
「ニュースでクイズノック」では時事クイズ

などに挑戦することができます。
※なかには連載を終了したコーナーがある場合があります。

他にも、
様々なアプローチで、
子どもの好奇心を刺激し、
「知ることの楽しさ」を実感させてくれます。　

各所にイラストや漫画があることで、
情報を視覚的に整理できるのもポイント。

流れ図や図解があるので
文章だけではつかみにくい因果関係を
直感的に理解できます。

難しいテーマでも理解しやすいように
構成されています。

「天声こども語」で美しい文章にふれる

朝日小学生新聞の「天声こども語」は
朝日新聞で人気のコラム「天声人語」の
子ども版です！

子どもが読みやすいように短くまとめてあり、
身近なニュースや季節の話題が取り上げられるので、
親子の会話のきっかけにもなります。

天声こども語は、
時事問題への関心を高めるほかに、
国語力の向上という狙いもあります。

美しい文章に触れ、
その構造を理解し、要約することは
読解力の向上へとつながります。

また、書き写しや要約のための教材
「天声こども語学習ノート」も
販売されています。

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読み終えた後に、
言葉の使い方や表現の工夫を
親子で話し合うことで、
記述力や作文力の向上にも
つなげることができます。

「天声こども語」をきっかけにした
作文の募集も行われており、
子どもたちの意欲を引き出す仕組み
ができています。

バラエティー豊かで魅力的なコーナー作り

朝日小学生新聞には
様々なコーナーがあります！

「天声こども語」のように
毎日掲載されるコーナーもあれば、
曜日別で毎週掲載されるコーナーや
不定期で掲載されるコーナーなど様々です。

なかでも、
「教えて！さかなクン」は
長年連載されている人気コーナー。

さかなクンが海の生き物を
お馴染みのイラストで解説してくれます。

他にも「おまかせ自由研究」や、
科学雑誌Newtonの協力で
自然や科学の疑問を解説する
「Newton 科学の学校」
など理科に関わるコーナーもあります。
※なかには連載を終了したコーナーがある場合があります。

以前、私は朝日小学生新聞の理科実験や
お菓子作りのコーナーに
関わっていたことがあります。

朝日小学生新聞の社員のみなさんはとても熱心で
「子どもにより良いものを届けたい」
という気持ちが溢れている方ばかりでした

最近もお話を聞く機会があったのですが、
子どものための新聞作りへの情熱を感じました

私が関わった理科実験のコーナーでは、
執筆している先生で内容を検討する会議が
定期的にありました

会議では
どの先生も子どものように
目を輝かせながらいきいきと案を出し合い、
記事を詰める時は
とても真剣な眼差しになっていたのを
よく覚えています

家庭で実験をするので、
いろいろな場合を想定して、
書き方を話し合いながら工夫していました

朝日小学生新聞を作る社員さんも、
執筆に関わる先生方も、
みんな熱い情熱をもって、
１つ１つの記事を作り上げています。

きっと朝日小学生新聞を読めば、
このあたたかさを感じられると思います

このように
時代に合わせて厳選された
多くのコーナーがあることで、

「こんなテーマもあるんだ！」と
子どもたちの興味の幅を広げ、
学びたい分野を自分で見つける
きっかけになると思います。

親子で学べる！
家庭の会話が広がる新聞習慣

ニュースをきっかけに
親子の対話が増える

新聞記事は
「事実」と「背景」がセットで
書かれています。

なので、
ニュースを親子で読むときには
必ず「どうしてそうなったのか」を
話す機会が生まれます。

コロナや国際情勢など、
子どもにも知ってほしいテーマを
話題にしやすいのが魅力です。

たとえば「環境問題」の記事を読んだあとは、
一緒にリサイクルの方法を考えたり、
「なぜごみが増えるのか」を調べたり。

一緒に読むことで“考える力”が育つ

親子で記事を読み進めながら、
「これはどう思う？」と問いかけ合う時間は
ただの読書以上に価値があります

子どもは自分の意見を持つこと、
理由を説明することを学び、
大人は子どもの考えを理解するヒントを
得ることができます

このコミュニケーションの積み重ねは
読解問題で必須となる
「自分の考えを論理的にまとめる力」
を養うトレーニングとなります。

塾のテキストでは得られにくい、
家庭ならではの対話型の学習です。

家族で楽しめる読み物が豊富

朝日小学生新聞は、
時事問題のほかにも、
芸能やスポーツ、季節の話題など、
幅広いジャンルの記事が掲載されています。

難しい話題だけではないので、
どんな子にも、
何かしら興味のある記事が
見つかると思います。

また、十分な情報量と分かりやすさなので、
大人も一緒に読むことができます。

兄弟や祖父母と一緒に読むと、
世代を超えた話題が生まれ、
家族全体のコミュニケーションツール
としても活躍します。

たとえば、祖父母に
昔の「遊びや文化」についてインタビューして
記事と照らし合わせて比べることで、
歴史や社会の変化を実感する学び
にもつながります。

情報量が圧倒的！
だから“出逢える記事”がある

日刊だからこそ届く最新ニュース

他の子ども向け書籍や月刊誌、
他社の小学生新聞とは異なり、
朝日小学生新聞は毎日発行されます。

そのため、流行や季節の話題、
緊急性の高い社会問題まで
タイムリーに取り上げられます。

芸能・スポーツ・社会・科学まで
幅広く網羅！

幅広いジャンルがあるので、
「今日はスポーツニュースだけ」
「明日は時事問題をじっくり読んでみよう」など、
日替わりで楽しむこともできます。

いきなり全部読むのではなく、
興味を持ったところから
少しずつ始めることができます。

ノーベル賞の研究内容などの難しいものも
分かりやすく解説してくれるので、
とても読みやすいですよ。

好きな分野を見つけるプロセスが、
自主的な学びの第一歩となり、
好奇心が新たな興味を呼び起こします。

他社と比べて記事数・ジャンルが豊富

子ども向け新聞のなかでも、
朝日小学生新聞は掲載記事数の多さは
際立っています

日刊であることの他に、
紙面が大きいのもポイントです

他社に比べても紙面は大きく、
一般的な新聞のサイズ（ブランケット）です。

月ごとに組まれた特集テーマや
連載コーナーも充実しています。

あの「桃太郎電鉄」とコラボ！

桃太郎電鉄とコラボした、
47都道府県をめぐり、
名所や名物を紹介するコーナーもあります。

楽しみながら地理に詳しくなれそうですね。
親子の会話もはずみそうです！

※ 2025年10月現在。
　その後連載を終了している場合もあります。

中学受験にも強い！
朝日小学生新聞の実力

時事問題対策に最適な紙面構成

中学受験の入試問題では近年、
時事問題が頻繁に出題されています。

新聞の記事は、
背景情報や統計データを
一文ずつ丁寧に解説しています。

入試直前に一夜漬け的に詰め込むよりも、
朝日小学生新聞を毎日読む習慣を
つけておくことで、無理なく
知識を整理することができます。

コツコツ積み重ねる！漢字ドリル

一面には漢字ドリルが掲載されています。
日々の積み重ねにぴったり。

月末に掲載される
「ニュースで漢字ドリル」では
１か月の出来事を振り返りながら
漢字ドリルに取り組むことができます。
※ 連載を終了している場合もあります。

読解力・記述力・語彙力が
バランスよく育つ

新聞を読むことで、
受験でも重要な「3つの力」を
同時に育てることができます。

• 「読解力」
  文章で表現された複数の情報を整理
• 「記述力」
  要点を押さえて自分の考えをまとめる
• 「語彙力」
  新しい言葉や漢字を習得

受験では机に向かう時間が増えますが、
家族と一緒に新聞を読むことで、
リラックスしながら取り組むことができます。

塾や模試でも差がつく“地力”がつく

周囲の子どもがテキスト演習を繰り返す一方で
新聞習慣を続けた子は、
模試本番での読解問題や記述問題で
「読書量の差」が如実に現れます

背景知識や語彙が豊富だと、
問題文の要点をつかむスピードが上がり
解答の質も高まります。

まずは試してみよう！
親子で始める新聞習慣

おすすめの読み方と時間帯

最初のステップは「紙面に慣れる」こと。

朝の登校前に「見出しだけ声に出して読む」、
夕食後に「気になった記事を親子で１本ずつ読む」など、
短時間で達成感を味わえる方法から始めましょう。

慣れてきたら、
付箋を貼って気になった語句を調べるなど、
自主学習につなげることもできます。

続けるコツは“楽しさ”と“会話”

新聞習慣を続ける鍵は、
親子での「対話」と「ゲーム要素」。

記事に出てきたクイズを一緒に解く、
面白かった見出しを家族でシェアするなど、
楽しみながら学べる工夫を取り入れると
定着しやすくなります

朝日小学生新聞は、
電子版と紙版どちらか選べます。

でも、子どもへの教育目的なら
断然「紙面」がおすすめ！
子どもの目に入りやすく、手に取りやすいからです

価格は、紙面と電子版で異なります。

紙版　…2100円/月（税込）　←おすすめ！
電子版 … 1900円/月（税込）

　※こちらは2025年10月時点の価格です。
　　最新は朝日小学生新聞webページで
ご確認ください。

ライフスタイルに合わせて選ぶこともできますが
子どものための購読でしたら
おすすめは断然「紙」です！

大人なら電子版でもよいかもしれませんが、
「子どもの新聞デビュー」や「受験対策」などで
購読する場合は、
紙の方が子どもの目にもとまりやすく、
手に取りやすいのでおすすめです

＜ 番外編 ＞
　朝小リポーターで
　“伝える力”も育つ！

朝日小学生新聞には、
読者が「朝小リポーター」として
記事を投稿できる制度があります。

書いた記事が新聞に載ることは、
子どもにとってとても嬉しいことです。
自分の言葉で伝える力
構成力・表現力
が育つ貴重な体験となるでしょう。

掲載されると大きな自信につながり、
学びのモチベーションもぐんとアップします。

著名人などへの取材やインタビュー、
各種体験ができる機会もあり、
子どもが幅広く活動できる枠組み
があることも朝日小学生新聞の魅力です。

数多くの応募者から選ばれた
約700名の朝小リポーターが
国内外で活躍中です。

朝小リポーターに応募してみるのも、
新聞習慣をさらに深める素敵なステップです

＜ おわりに >
　読解力は家庭で育つ

読解力は、
塾や教材だけではなく、
家庭の中で育むことができます。

朝日小学生新聞は、
親子で楽しみながら学べる
“習慣づくり”のパートナー。

毎日の読み物が、未来の学びを支える力になる——
そんな新聞習慣を、今日から始めてみませんか？

＜プロモーション＞

↓ 朝日小学生新聞の学習読み物の紹介です。
最先端の研究内容を小学生でも分かるよう解説されています。

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↓ 朝日小学生新聞「勉強のやり方教えます！」でおなじみ
　清水先生の読解力と記述力に関する書籍の紹介です。

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Saori*

わくわくクリエイター

『子育て と 理科』を楽しむ2児の母です* 理科に関わるものをメインに、 STEAM教育の視点から『わくわくする学び』を情報発信していきます* こどもと楽しめる おもしろいネタ や ヒント を ここに集めていけたらいいなと思っています* 家庭でもできることを多く取り上げますので、 お子さんと一緒に、学びを楽しんでみてくださいね*